玄関先にあるナツツバキ。
今年も6月末に花が咲き始めた。
ナツツバキは 一日花。
パッときれいに咲くと 翌日にはポトンと花を地面に落としてしまう。
でも 悲壮感は無く、
むしろ、花が 一つ・・・また一つと落ちていくたびに、
明るくエネルギーに満ちた季節へと進んでいくイメージが 私の中には ある。
そして、このナツツバキの花が咲く頃、
アブラゼミの鳴き声が聞こえ始める。
今年初めてアブラゼミの声に気づいたのは 6月29日だった。
次の季節に向かっていることに気づかせてくれる花や虫たちがいることを
あらためて嬉しく感じた。